今週も最低鑑賞ノルマ(なのか>あたし^^;)達成(笑
ただ、まだ気分的にすっきりしないこともあって、あえて、笑える映画が見たかった・・・となるとやはりこれだろうということで。
「おまけつき結婚生活」
新進気鋭の作家のアレックス(ベン・スティラー)と出版社のエディター、ナンシー(ドリュー・バリモア)は新婚ほやほや。彼らはマイホームを求むべく、物件を探していたが、ある日、ニューヨークのブルックリンに、まさに!彼らが望む理想の物件を発見。
暖炉が3つもあり、間取りも広い。おまけに、不動産屋のケネスも太鼓判も押す、年代モノのメゾネットタイプと来た。ただし・・・この家の2階には、政府の家賃統制対象となっている2階には老婆のコネリー夫人と亡くなったダンナの名前をつけたオウムが間借りしていた。
といえ、すっかりこの物件にほれ込んだ2人は契約を交わし、この家に住むことになった。
しかし、まだ住む前に会った時は、もう病弱で2階もいずれ自分たちのものになるだろう!と思っていた2人は、やがて、予想がトンデモなく大ハズレ▼ということを悟ることに・・・・。
というのも、このコネリー夫人(アイリーン・エッセル)というのがとにかく曲者で、甘い新婚生活を送りたい2人に、何かとチャチャというか、邪魔というか(苦笑)そんな形で入り込んでくるんだから、たまらない。
そして、次第に2人の日常にもトラブルが重なるようになってきたから、さぁ、大変~!
コネリー夫人との抱腹絶倒ともいえるバトルに日々四苦八苦してるアレックスとナンシー。
2人の甘い新婚生活に平和は訪れるのだろうか?・・・・それとも?
まさに、ブラック色(でも、毒々しくなく、結構マイルドです)こそあれど、ラブコメディーとしてはかなり面白い、と思う。今夏は話題作も多いし、上映館も限られてるようなので、アレなのだけど、なんでも初共演というベン・スティラーと、ドリュー・バリモアという、この豪華な組み合わせはうん、イケてる。
このコネリー夫人ってのが、最初はホントにヨワヨワしくて、アレックスとナンシーが、これなら・・・と思うのも無理はないって感じ。が・・・じょじょに本性を表すようになってきて、毎日毎日、家で仕事してるアレックスを呼び出しては用事を頼んでいたのが、だんだんエスカレートしてきて、夜中だってーのにガンガンテレビの音を大きくしたり(この手を叩くとテレビの音が切れたり、戻ったりという、アレックスとコネリー夫人とのバトルは最高~^^;;)、もうあの手、この手と、2人に次々とトラブルの種をまいていくわけで。
その度にめげずにトラブルに挑む2人の姿がまた微笑ましくて(笑)でも、さすがに次第にこのコネリー夫人に対して、殺意が芽生えてしまうんだけど、これがどうも無邪気な(苦笑)コネリー夫人のパワーに毎回屈してしまう、というどうしても悪い人たちになれずに、んもう、とことんいい人たちなのですよ、この夫婦。
アレックスなんて、折角原稿書いたってのに、コネリー夫人の部屋に呼ばれていったらば、このおばーさんってば、大事なPowerBookを暖炉にぶち込んで、あげくの果てには、ようやくの思いで、火の中から救ったんだけど。でも、結局、外に持ち込んだばかりに大事な大事なマシンが、消防車で潰れてしまい、折角の作品がパーになって、作品が出せなくなったにもかかわらずだ(苦笑)
フツーここまでされたら、もうキレまくって、どうにかなりそうなんだろうけど、でも、最後らへんなんて、2人でまた夫人を助けてしまうという・・・お人よしすぎちゃうんだけど、そこがまたね、いいのだ(笑)
思うに・・・・この2人のキャラクターってのが、一歩違ったらとことんシニカル&ブラックコメディになりそうなこの映画をよりおかしく、かつ楽しく見せてくれる最大の要因なんだろうな。
とにかく、ええ、かわいそー^^;;;;といいながらも、わはわは(笑)と素直に笑える映画ではある。
コネリー夫人と、アレックス&ナンシーとの知恵くらべ?!的なバトルは、お疲れぎみのココロに、それこそ、カロリーメイトのごとく?!、はてまたウィーダー・インゼリーのごとく?!(笑)あっという間にパワーチャージをしてくれる(はず)なので、身に覚えがある方は是非どうぞ。
追記)余談ですが、最後のオチはあーなるほどね(笑)と思われた方もいらっさることでしょう。
いやいや、このコネリー夫人はなかなかヤリ手です、ハイ・・・・
おみそれいたしました~~~(^^;;;;;;