ということで、今回はこの映画を。
今日から10月だっつーことで(あ、今日は1000円でみれたんだぁ(泣)忘れてた・・・ちっ)またまた観たい映画もいくつか登場した。
今月は何本観れることやら・・・・
チャーリーとチョコレート工場。
貧しいながらも、両親と4人の祖父母達と幸せに暮らすチャーリー(フレディー・ハイモア)少年は、ある日、彼の家から見える世界一大きなウォンカ(ジョニー・デップ)のチョコレート工場をチョコレートに入ってる5枚のゴールドチケットを当てた子供たちのみに公開する、という話を知る。
そもそもこの工場はある事情により、突然閉鎖、15年間もの長きに渡り、工場に出入りした者は1人もいないと言われていたから、あっという間に、このニュースは広がり、ゴールデン・チケットを手に入れようと、全世界でウォンカのチョコレートは飛ぶように売れて行く。
日にちが経つにつれ、1人また1人とゴールデン・チケットを手に入れた子供達がインタビューを受ける。もちろん、チャーリーも少し早い誕生日プレゼントに両親からウォンカの板チョコをプレゼントされるのだが、残念ながらその中にはゴールデン・チケットは・・・
次々と決まり、最後の1人を残すのみ、となったある日、昔ウォンカのチョコレート工場で働いていた経験のあるジョーじいちゃん(デイビッド・ケリー)が自分のへそくりとして残しておいた最後のお金をチャーリーに手渡し、「ここから一番近くの店の、最初に目に留まったチョコレートを買って来なさい」と言って、チャーリーにゴールデン・チケットを手に入れるチャンスを与える。
チャーリーにとっては、最後のチャンス!
さて、チャーリーは無事に当たるのか?そして、ベールに包まれたそのチョコレート工場の実態は?
あちこちの映画関係ブログさまも感想を述べられているけれど、このウィリーウォンカ役は、やはりこのジョニー・デップで正解、かと思う。
シニカルで、ちょっとドジ。そのうえいたずらも大好き。しかし、実は父親とウマがあわず、家を飛び出して、成功したというその裏には、愛されなかったというトラウマもあったり・・・なかなか複雑な性格だったりする。
それと・・・選ばれた5人の子供もキャラが立ってたけど(それにしても妙なコが多かった^^;)、一番まともだったのが、やはりこのチャーリーくん。でもって一番かわいい(笑)
ついでにほかのキャラはどんな感じかというと、一番最初にハマった(笑)オーガスタス・グループはもう強烈。もうあのがっつきぶりはインパクトありまくり。
ベルーカ・ソルトは、ある意味わかりやすい(笑)おぜうさまで、とことんわがまま。だけど、最後までその性格は直らず(苦笑
バイオレット・ボーレガードはひたすらガムをかみ続ける。一応格闘なんぞもやってるのだが、ママもなかなかの自信家なので、親子って似るのね(笑)
マイク・ティービーは、いかにも現代っ子。ゲーム好きで、多分一番頭はいい。だけど、人としての機敏には一番欠けてるか?うーん。
とまぁ、一応内容はファンタジー映画ではあるんだけど、一番伝えたいテーマはやはり”家族愛”なわけで。
今の世の中、殺伐としてて、最近は小学生の内暴力なんてのが増えてるらしいんだけど、つまりそれって、やはり親に愛されてないとか、そういうところを察してしまい、満たされない思いをしてる子供が多いってことなんだ。
で、この時期にこのようなファンタジー映画を公開したということは、あたしはむしろ、今の世の中への警告というか、ファンタジーすら抱けない、抱くことすらままならない子供たちに、ファンタジーというものを通じて、家族とか、いろんな人をすべてを愛することの大切さを学んでほしいというメッセージなのかもしれない、と思う。
だから、ホントは大人たちが楽しい~なんていってちゃいけない。むしろ、子供と一緒に楽しむべきなんだろう。それがこの映画のホントの楽しみ方なのだと。
なーんてシリアスなことも書いてもみたが。
個人的にはディープ・ロイ演じるウンパ・ルンパが最高。子供たちが次から次へと工場から消えていく際に、まるでミュージカルよろしく、歌って踊っての大熱演にはとにかく圧巻。最高だったなぁ(笑
それとチョコレート工場内で特訓をしたリス達によるナッツ選別室も。
可愛いかったなぁ~~~。緊迫感のあるリスのアップも可愛かったけど。
あのシーンだけは、ベルーカ・ソルトの気持ちに激しく共感した(^^;;;
今でもつれて帰りたい・・・(笑)