ということで、今回はわが師(勝手に宣言してるけど、でもいいのだ)、問題解決セラピスト
矢野惣一先生の本を。
自分をあきらめないで。絶対上手くいく!―超簡単!夢が無理なく実現する魔法の“イメージング法”/矢野惣一
・・・この本を見つけたのは確か、GW前後の頃だったか。駅ん中ということもあり、週に何回かは必ず寄る本屋があって、いつものように、自己啓発系の本が並んでいる棚を覘いてみたところ思わず・・・
”自分をあきらめないで”というタイトルに惹かれ、手に取った。
パラパラと手に取り、数ページ読んだあたしは、「これはもしかしたら、長いことあたしがギモンに思っていたことを解決してくれるかも・・・・」と直感が働き、即レジへ持っていった。
そして、帰って、落ち着いたところで、早速読み始めた。
・・・・読んでいくうちに、ココロにこびりついていた色んなのがポロポロと剥がれ落ちていき、また、この本についているCDも寝る時に聴いたところ・・・・涙が止まらなかったばかりか、おまけに一瞬だったのだけど、目の前にまばゆく輝く白い光がはっきり見えたのだった・・・・・・一種のスピリチュアルな体験だったかもしれない。
今までありとあらゆるこのテの本を読んできてるけど、ホントにこのような体験はかつてなかった。
・・・とにかく、物凄い衝撃だった。
この本ではよくある成功哲学の本と遥かに一線を画している。
マーフィーにしろ、何にしろ、あーゆー成功哲学の本ってのは、言ってることは分かるのだ、凄く。
例えば「
イメージしたことは現実になる」だの「
潜在意識の力を借りて幸せに・・・」「
スケジュールに自分の願望を書いて、毎日眺める」、「
まず行動しろ」などなど。
でもねー。本に書いてあるやり方でいくらやっても変わらなかったのよ。
それよっか、あたしの20代は挫折挫折に終わってしまったし、いつしかこんなの違う!と思うようになってたのだ。多分そういう方、スッゴク多いはずだ。
もっとも最近は特に女性向けにもいわゆるライトな自己啓発系(笑)の本がすっごく多いのだけど、どれも書いてることはたいして変わらない。
それよりか、ホントに一番重要なことはなぜか・・・・書かれていない本が多い。
自分を好きになれったって、そうそう簡単にできない。
自分を認めろったって、そうそう簡単にできない。
成功したい!と思っても、なかなか毎日毎日思うことは容易ではない。
ゆえ、これらの本に書いてあることは理想論に近いことも多く、じゃあ、ホントのところ、みんなそれ・・・本当にできてるの?
おそらく・・・そうではないはずだ。
長年培ってきた性格とか、思想とか、そうそう変えられないし、特にネガティブに考えてしまいがちな人は、いくらポジティブに考えろったって、いつしか元の自分に戻ってしまう。
・・・あたしがそうだったからだ。
で、師である矢野先生も同じようなところでギモンを持ち、仕事にも生活にも、苦しい時代を過し、このままなら、もう命を落としてしまおう・・・・という状況の中、ワラを掴む思いで、たった一度だけ、ヒプノセラピーを受けたところ、人生を大きく変えてしまったのだ、先生自身の力で。
ゆえ、この本はそんな先生が自ら編み出してきた、成功哲学と心理療法の融合という、
自己成長プログラムSAM(Subconscious Activating Method潜在意識活性化法)に基き、先生の経験を交えて書かれている。
どうやったら、自分の思うように、潜在意識を動かすことができるのか・・・・?
本の通りにやってもうまくいかないのはどうしてか・・・?
・・・このような所でつまづいていた方にとって、この本はまさに福音になるはずだ。
この本にも書いてあるけど、あたし自身、頑張らなきゃ幸せになれないと思ってた。
でも、いっつも空回りしていて、(今でこそ、好きなことをどんどんしてあげてるから、ずっとマシだけど)そんな自分がとことんイヤで、特に3月後半あたりの頃からは、もうホントに自分を変えたくて変えたくて仕方なかった。
確かにこれまでのあたしのイメージは、10代の頃と違い、紆余曲折を経て築き上げたものだった。姉御肌で、頼りになって・・・云々。
もともとはそれこそ、小学校の通信簿にも書かれた記憶もあるのだけど、依頼心の強い人間だったし、優柔不断で、結構トホホなヤツだったのだ。
だけど、この本を読んで、いろいろな部分がある、こんなあたしだけど、何か目的があって、生まれてきて、世界にたったひとりしかいないということ、そして、やはり自分を認めてしまうことで、自分の内側に幸せを見出すことで、もっとラクに生きられるんだな・・・・と沢山、涙を流しながら、気がついたのだった。
この本を読んだあと、あたしは自分の行くべき道を見た。
そのためにも・・・自分自身を癒すことに決めた。
自分自身を癒さないことには全てが始まらない。
・・・そう、師である、この矢野先生のセラピーを受けようと決めたのだった。