#昨日のネタの続きみたいなもんですが。
昨日、夕飯+大根はちみつを食べつつ、細木数子の番組の中で”自殺を考えたことがあるか?”というQuestionがあって、スタジオにいた、100人中、実に8割超の人が考えたことがあるという。
それを見ながら、ああ、そうだろうなぁ・・・と思った。
あたしも、10代の頃、苦しんだ時期があって、そう思ったことあるから。
実際は大人になってからのほうがもっと苦しくなってしまったけど。
ある意味、今も苦しいのかもしれないんだけどね。
・・・とにかく、もう今はひとりになって、自分の道を目指したいというのと、いや、現状維持で目指していけ、という・・・それはとても激しい葛藤があったりするのだが。
まぁ、自分の心にあるダークな部分がクリアになれば決断できるでしょう・・・多分もうすぐ。
それにしても、今の世の中。
モノこそ豊かだけど、心のほうはっていうと、荒廃してるもんね、実際。
多分・・・本質的には昔も今も変わりはそんなに変わっていない、というか、ピュアな部分ってあると思うのだ。
だけど、あんまりにも情報過多、どこに向いていいのかわからない。
そして、嫌われるのを恐れて、表面的な付き合いしかできない。
だから、ホントに辛いときにはけ口がないものだから、どうしようもなくなった時に、自ら命を絶つという方法がお手軽になってしまった、と思うのだ。
先の結果について、番組内で細木さんは、死ぬという勇気があるのなら、一度死んだつもりになって、生きる勇気を持とうよ、と仰っていたが、まぁ、確かにそれはそうだ。
#ちなみに個人的に、細木さん自身はそんなに好きではないが。
まぁ、ともかく。
あたし自身、実は心のどこかでいつでも死ぬことを意識している・・・・。
というのも、自分の身内と、その昔、お世話になった得意先の方がある日、突然この世から消えてしまった、という経験をしているから・・・
この2件はもしかしたら、ある意味、あたしの人生観を変えてしまったのかもしれない・・・
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今から10年ほど前になろうか。
まだ広告の仕事をやっていた頃で、あたしがメインで回っていた得意先に某大手不動産会社があったのだけど、その宣伝部にMさんという既婚されている多分40少し過ぎの女性の方がいた。
その宣伝部には、あたしと同世代のメンバーが多く、仕事自体はそれなりに楽しくやることができてたのだけど、そんなメンバーを取りまとめていたのが彼女だった。
とにかく頭も切れて、こちらが未熟さゆえ、つたない言葉で説明しても、理解をしてくださる。
トラブルが起きたら、こちらに責任を負わせる前に、まず、一緒になって、最善の方法を探そうとしてくれる。
そんな感じで、仕事もできて、その上、非常に人間的な方だった。
聞くところによると、主婦業も完璧だったらしい。
当時のあたしにはまさにもう理想的な存在だった。
そんな彼女が、あたしがその仕事を離れて、しばらく経ったある日、突然この世を去った。
朝、なかなか起きてこないので、旦那氏が部屋を覘いたところ、すでにこの世の人ではなくなっていたそうだ・・・・突然死だった。
後で聞くところによると、少し調子悪そうだったが、前日まではフツーに仕事をしていたそうだ。
残念ながら、前日は彼女と会うこともなく、電話で話すらしなかったのだが・・・
ショックだった。
あんな凄い方がこんな形で突然この世を去ってしまうなんて・・・
もっと早くから接していれば・・・そして、何よりもこの時ほど自分の仕事をやめた、という決断に対して、無念と悔しさと怒りと悲しさを・・・・覚えたことはない。
そして。
数年前のこと。
実は、父方、母方あわせてわずか、2年の間に4人もの身内を亡くしている。
最初の年に母方の祖父、その次の年に父方の祖父母、そして叔父を亡くした。
入院中だった叔父は年が明けてわりとすぐに亡くなってしまい、やはり入院中だった祖母も1か月ほどでこの世を去った。
そして、父方の祖父は、祖母が亡くなったあと、すぐ足を悪くして叔父・祖母と同じ病院に入院したのだが、祖母が亡くなり、10日足らずの間に、病院の敷地内で自ら命を絶ったのだった。
足こそ悪くしたとはいえ、まだまだ生きられたはずの祖父だったのに・・・
・・・・祖母の後を追って、自ら命を絶った祖父の顔を見るのがとても辛かったのを今だに忘れることができない。そして・・・火葬場で焼かれてる時間がとても長かったことも。
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あんまりにもヘビーな経験がモノをいったのか、分からないけど、
とにかく、多分人よりか、常に死ぬことについて、意識してることは確かだ。
でも、ホントは死ぬことって、肉体はなくなるけど、魂は残るっていうらしいけどね。
とにかく、昨日のネタの繰り返しになるのだけど、結局、人はいつ突然、命が果てるか分からないってことなのだ。そして、人生ってのは期限があって、その最後の日に向かって、毎日毎日を送っているっていうことでもある、と。
だからこそ、(ボキャブラリーがないからこんな月並みな表現しかできないんだけど)
一日一日、せめて後悔をしないように生きることが、自分にとっての役割なんだ、と思う。
つまり、後悔をしない、ということは常に自分に正直であれ、ということでもあるのだ。
・・・あたしは、今まで思うようにできなかった分、これからの人生では、常に自分の心と本音で話ができ、それによって導かれる、自分にとって楽な生き方を選ぶつもりだ。
そして、それはもうすぐ始まろうとしている。